IPOは副業になると言う話し

IPOとは

IPOとは「Initial Public Offering」の略語で、日本語では「新規公開株」や「新規上場株式」と言われます。

具体的には、未上企業が新たに証券取引所に株式を上場して、投資家に向けて株式を売り出すことを言います。

公開された株式は投資家が市場で売買することが可能になります。

そのことで企業側は、金融市場から広く資金調達が可能になり、企業の知名度や信用などを高めることができます。

一方で、投資家を保護するために定期的な情報公開が義務づけられるなど、企業としての社会的責任が求められるようになります。

IPOの購入について

IPOを購入するには、基本的に幹事となっている証券会社から「BB」(ブックビルディング)に申し込みます。

BBに申し込んだ後は、抽選日に結果を待つだけです。

そこで当選となれば、申し込んだIPOを購入する権利が与えられ、落選となれば終了となります。

BBに申し込むには、事前に相応の資金が必要な証券会社だったり、資金がなくても参加できる証券会社もあります。

その辺は、各証券会社でまちまちにりますので、ここでの詳細は省きます。

ただし、資金がない状態でBBに参加できたとしても、当選して実際にIPOを購入するとなると、当たり前ですが…

購入するための資金が必要になりますので、事前に資金を準備しておく必要があります。

IPOは副業になる

そのIPOですが、多くの場合は利益になりますので、副業として成り立つと思います。

ただし、優良と言われるIPOは当選しないことがほとんどですので、いくら欲しいと思ってみても当選しないことには購入することはできません。

また、当選しなければBBに申し込んだ労力などは無駄になり、IPOを購入するために用意した資金は、単に寝かせただけで終了となります。

それを言い換えるなら、IPOは当選するまでが長い道のりだと言うことです。

そこで、なかなか当選しないことに嫌気がさしてしまい、IPOを止めてしまう人もいます。

それぐらいIPOは当選するのが難しいと言うことです。

また、当選して購入したからと言って、必ず利益が出るとは限りません。株に絶対はありません。

上記にも書いたように多くの場合は利益になりますが、あくまでも多くの場合であってマイナスになることもあります。

私のことについて

IPOを15年以上やっている私で言えば、年間を通じてマイナスになったことは、過去に一度もありません。

一回の取引でマイナスになったことは何度かありますが、年間通じて平均するとプラスになっています。

参考記事 → IPO当選履歴

ただし、副業になるIPOですが、それなりに資金が必要なのと、BBに申し込んだり結果を確認したりなど、何かと手間が掛かります。

その手間を惜しますに、コツコツBBに申し込んでいれば、やがて当選を手に入れることができると思います。

何かと手間が掛かりますが、諦めないことが大切だと言うことです。

ただし、最近のIPOで言えば以前より下火になっていて、利益が薄いと言うか少なくなっていますので、厳しい状況にあると思います。

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